菅平高原のスノーキャット(2018.2.27)
菅平高原の雪上車スノーキャットに乗ってきました!
スキー場については下記の記事に書いていますのでそちらを参考にしてください。
菅平高原スノーリゾートの名物『スノーキャット』いわゆる雪上車に乗って根子岳の頂上へ行って来ました。スノーキャットは奥ダボスエリアのトリプルリフトを降りた所から乗車し根子岳山頂に向かって登って行きます。スノーキャットは雪が十分にある時期でないと開催されず、シーズン途中から始まり、今年は3月6日には雪不足のため終了になっています。(雪が降ったらやるのか?!)
菅平高原スノーキャットの料金
料金:スノーキャット3300円
リフト券 オールエリア 大人4500円 小人2800円 中高生シニア3500円
奥ダボスエリア券、回数券もあります。
スノーキャットに乗るには第1トリプルリフトに乗らないといけないのでスノーキャットの料金3300円プラスリフト券も必要です。第1トリプルだけに乗るなら確か500円で乗れたと思います。
スノーキャット乗り場は奥ダボスのリフトの頂上に受付があります。ここで受付をします。この日は9時から13時まで1時間ごとに出ていました。ホームページには特に予約制とは書いていなかったのですが、念のため朝電話をしてみると、乗りたかった10時の便は予約でいっぱいのようで11時の便に何とか2名ならということで入れてもらいました。平日だからと油断していました係の方の話によると日によってまちまちのようで、ガラガラの日もあり、混み具合は何とも言えないとのことでした。ですので乗る場合は予約することをおすすめします。直接受付に行って空いていれば乗せてもらえます。写真の受付にいるおっちゃんはいっぱいで断られていましたが、キャンセルを待つと言ってずっと待っていたら何とキャンセルが出たようで乗れていました
出発15分前に受付を済ませスノーキャットに乗り込みます。スキー、スノボをしない観光だけの方も沢山いました。そういう方は普通の靴でリフトに乗り雪上車に乗ることができ、帰りも雪上車に乗って降りてきます。
スノーキャットの中はこんな感じでぎゅうぎゅうに乗ると20人位は乗れます。坂道を登るので後ろに乗ると前の人の体重がのしかかって来るのでできるだけ前方がおすすめです。窓側の方が景色が見えるのでいいです。
雪上車に揺られること25分。スノーシューなどで登っている人も沢山いました。リフトを利用せず一番下から登ってくると2時間半位だそうです。スノーキャットが通った後は圧雪されているので歩きやすそうです。
終点に到着!
モンスターが!!
北、中央アルプスの山々が見えます。向かいに見えるスキー場は妙高杉ノ原、飯綱、白馬などだそうです。
希望があればガイドの方が山々の名前を教えてくれます。
根子岳の山頂はここから歩いて10分位登らないといけません。スキー板は置いてストックだけ持って登ります。頂上から滑りたい人は担いで登ってください。
選んだルートがちょっと急だったのでゼーハーしてしまいました。
ようやく山頂です。360℃絶景です。乗鞍、白根山なども見えました。
山頂は風が強いですが、せっかくなので、ここでお茶とおやつを頂きました。
ここの山頂から滑っていく方々もいました。私たちはスノーキャットの終点まで戻り、そこからスノーキャットの圧雪部分を見失わない程度にはずれて滑って行きました。
ガイドさん曰く「一応圧雪部分を滑ってください」と。それ以外を滑る場合には自己責任でということです。
そうは言われても楽しみにしていたのは非圧雪部分を滑ること。圧雪を外れるとツリーラン気分を味わえます。私にも滑りやすい程度の木の間隔。
リフトの終点まで3km程度なので一気に滑るとあっという間なのでゆっくり景色を見ながらのんびり滑りました。この日は雪が降った後ではなかったので、パウダーではなく固めだったので、パウダーの非圧雪の苦手な私には埋もらず滑りやすかったです。でもパウダーを狙うなら雪の直後ですね。
地図を見ると最後の方に急斜面と書いてあったので、どの程度か聞いてみたところ奥ダボスの上級コースよりきつくないとのことでしたので、私でも大丈夫かと思い滑ってみましたが、終わってみるとどこが急斜面なのかわからない程でした。
最後の方はだいぶゆるやかでした。
菅平高原スノーキャットの感想
スノーキャットは3300円とちょっと高いかなあとも思いますが、初心者でもバックカントリー気分を味わえるので出す価値はあるかなと思います。圧雪部分を大幅に外れなければ急斜面もなく下にスキー場が見えるので道に迷うこともありません。それでいてツリーラン、非圧雪エリアを堪能できるのでとっても楽しいです。できれば雪の降った直後で晴天の日がいいです!そして荒らされていない早い時間がおすすめです。頂上は絶景なので頂上でティータイム、あたたかい日ならお昼を食べてもよさそうです。
板を担いで登っている人やシールで登っている人もいたのでいつか自分の足で登ってみたいとちょっと思ったのでした。
菅平高原スノーリゾートのゲレ食
奥ダボスエリアにあるレストラン「フライングフォックス」
ギガカラドン1000円は鶏のから揚げが2枚乗っていてかなりのギガでした。頼まなかったので写真がないのが残念
私たちが頼んだのはボロネーゼ1000円ともつ焼丼
どちらもまあまあでした。人が多くてレストランの雰囲気を撮れませんでしたが、わりと広いので注文しなくても休憩だけできそうな感じでした。
菅平高原スノーリゾートのコース
ちょっとだけゲレンデ情報。この日はなぜか人がとっても少なかったです。私は表ダボスのパノラマゲレンデが広大で好きです。まるで高原を滑っているような感じ。
シュナイダーゲレンデにも行ってみましたが、そこにも全く人がいなくプライベートゲレンデのようでした。シュナイダーはちょっとわかりにくいところにあり、狭いですが穴場です。
菅平高原スノーリゾート奥ダボスの駐車場
菅平高原へのアクセスは以前の記事を参照してください。
この日は奥ダボスの駐車場に車を止めました。プリンスホテルの前に小さな駐車場があります。平日だからか殆ど止まっていませんでした。この奥にも狭いですが、駐車場があります。奥ダボスだけを滑るなら奥の駐車場がいいと思います。
2月下旬の平日だったからかゲレンデには人が少なく、広大なゲレンデを気持ちよく滑ることができました。菅平の特徴は何と言ってもコースが多く、広いバーンで高原を滑っている感じがするところでしょう。コースも多彩で初心者から上級者まで楽しめると思います。昔ながらのスキー場という雰囲気で施設が古いのは否めませんが
スノボの若者よりは年配の方が多くいらっしゃいました。また訪れたいスキー場のひとつです。