新潟県、長野県の21エリア38スキー場の共通リフトクーポン券が5枚綴りになった『信越自然郷スーパーバリューチケット』というのが発売されています。スーパーバリューとお得をうたっていますが、本当にお得なのか検証してみたいと思います。
信越自然郷スーパーバリューチケットは本当にお得か?
信越自然郷スーパーバリューチケットとは?
信越エリアの21エリア38のスキー場の共通リフトクーポン券です。
価格 5枚綴りで23,000円 1枚当たり4,600円
販売数 1,500枚限定
販売期間 10月1日~2月29日 売り切れ次第終了
利用期間 12月14日から3月31日
5枚綴りで23,000円なので、1枚あたり4,600円ということになります。一人で使ってもいいし、わけあってもいいそうです。ただ、5枚繋がっていて切り離し無効なので、一緒に行かない場合、1枚だけあげるには最後の一枚になったらあげるか、使うときに渡してまた返してもらうというような面倒なことをしなければなりません。万が一余ってしまった場合には特産品と交換することも可能です。

信越エリアとは?
そもそも信越自然郷とはどこなのでしょうか?信州の信と越後?下越?の越?よくわかりませんが、長野県北部の飯山市、中野市、山ノ内町、信濃町、飯綱町、木島平村、野沢温泉村、栄村、新潟県の妙高市の9市町村を信越自然郷というそうです。そこにある21エリア38スキー場のリフト券がお得になるということですね。
21エリア38スキー場って?
21エリア38スキー場ってどういうことなのでしょう?それは志賀高原スキー場が実は18スキー場からなっているからです。熊の湯、渋峠、一ノ瀬、焼額山、奥志賀…と18の小さなスキー場を総称して志賀高原スキー場と呼んでいるのですね。20スキー場+志賀高原18スキー場=38スキー場となっている訳です。なんともややこしい。

信越自然郷スーパーバリューチケットの特典比較
スキー場によってリフト1日券と交換だけでなく、食事券や入浴券など特典が様々です。もともとリフト券が安いスキー場は食事や入浴券などを付けて他と同じ位にしています。1枚当たり4,600円ですが、特典がいくらなのか、本当にお得なのかみていきたいと思います。
1段目は公式で出ているいわゆる正規料金です。特典の合計金額が5000円以上は青、5500円以上でかなりお得なのは赤、あまりお得でないのは黄色
2段目は早割で購入した場合のリフト券の金額
3段目はクーポンサイトなどでクーポンを利用した場合の金額、()内はクーポンサイト名。クーポンについては別記事をご覧ください。
①ロッテアライリゾート
リフト1日券(6,000円) 600円加算で交換できる 5400円
早割 5200円
クーポン 5700円
早割やクーポンであまり安くならないスキー場なので4600円+600円=5200円で6000円のリフト券がもらえるのでバリューチケットは800円お得
②関温泉スキー場
リフト1日券(3700円)+食事補助券(800円)+ドリンク(300円)=4800円
早割 ?
クーポン ?
あまりお得感なし
③休暇村妙高ルンルンスキー場
リフト1日券(2500円)+入浴券(500円)+こしひかり5kg(2700円)=5700円
早割 ?
クーポン ?
お米が付いているのは嬉しい!
④妙高スキーパーク
1.リフト1日券+食事1品(1000円以内)=3000円×2名分=6000円または
2.こどもリフト1日券+食事1品+レンタル(2500円)+レンタルウェア(1500円)
=6500円
クーポン 食事付2500円(公式HP)
リフト1本、2コースしかないスキー場ですが、6000円分の特典はかなりお得
⑤赤倉温泉スキー場
赤倉観光スキー場、赤倉温泉スキー場共通1日券(6000円)
早割 2800円
クーポン 食事付5000円(ダレモ)→実質リフト券4000円
赤倉観光、赤倉温泉と両方滑りたいのであれば、共通券が6000円なのでバリューチケットはかなりお得ですが、どちらか一方であればクーポンを利用した方がお得
⑥赤倉観光リゾートスキー場
赤倉観光スキー場、赤倉温泉スキー場共通1日券(6000円)
早割 3000円
クーポン 食事付5000円(ダレモ)
上記赤倉温泉と同じ
⑦池の平温泉スキー場
リフト1日券(4000円)+アルペンブリック利用券(1000円)=5000円
早割 2900円 食事付3200円
クーポン 3200円(スマリフ) 食事付4000円(ダレモ)
クーポンを利用するとリフト実質3000円になるので、クーポンや早割を利用した方がお得
⑧妙高杉ノ原スキー場
リフト1日券(4800円)+ソフトドリンク券=5200円位
早割 3400円
クーポン 4000円(ダレモ)
早割やクーポンを利用した方がお得
⑨黒姫高原スノーパーク
リフト1日券(4000円)+食事券(1000円)=5000円
早割 2800円
クーポン 食事付4700円(ダレモ)
早割がかなり安い。クーポンも同条件で300円安いのでクーポンを利用した方がお得
⑩いいづなリゾートスキー場
リフト1日券(3000円)+食事券(1000円)+ソフトドリンク(300円)+入浴券(600円)=4900円
早割 ?
クーポン 食事付3500円(ダレモ)
クーポンの方がお得
⑪タングラムスキーサーカス
リフト1日券(4300円)+施設利用クーポン(1000円)=5300円
早割 2600円 食事付3600円
クーポン 食事付3600円
同条件でクーポンが3600円とかなり安いのでクーポンの方がお得
⑫斑尾高原スキー場
リフト1日券(5000円)+食事券(1000円)=6000円
早割 3200円
クーポン 食事付5100円(ダレモ)
早割がお得ですが、シーズンに入ったらバリューチケットがお得
⑬戸狩温泉スキー場
リフト1日券(4200円)+入浴券(550円)=4750円
早割 2800円
クーポン 3200円 食事付4000円(ダレモ)
もともとお得感なし。クーポンを利用した方がお得
⑭さかえ倶楽部スキー場
リフト1日券(3800円)+食事券(1100円)+入浴券(500円)=5400円
早割 2300円
クーポン 食事付4000円(ダレモ)
早割がお得。シーズンに入ってもクーポンの方がお得。
⑮野沢温泉スキー場
リフト1日券(5200円)
早割 なし
クーポン 食事付5700(公式HP)
公式のクーポンがリフト券が実質4700円になるので、100円だけバリューチケットがお得
⑯北信州木島平スキー場
リフト1日券(3900円)+食事券(1000円)+入浴券(500円)=5400円
早割 3100円
クーポン 食事付休日4100円、平日3600円
結局、どれも同じ。
⑰高井富士
高井富士、よませ温泉共通リフト1日券(4000円)+食事(800円)=4800円
クーポン 食事付4500円(ダレモ)
もともとお得感なし。クーポンの方が100円お得。
⑱よませ温泉スキー場
高井富士、よませ温泉共通リフト1日券(4000円)+食事(800円)=4800円
クーポン 食事付4500円(ダレモ)
もともとお得感なし。クーポンの方がお得。
⑲北志賀小丸山スキー場
リフト1日券(3800円)+昼食券(800円)=4600円
全くお得感なし。
⑳竜王スキーパーク
リフト1日券(4800円)+温泉(600円)=5400円
早割 3000円 3枚8400円 食事付3900円
クーポン 3100円(ジョルダン)
早割がかなりお得。クーポンに温泉付けても3700円なのでクーポンの方がお得。
㉑志賀高原スキー場
リフト1日券(5500円)
早割 5000円
クーポン 食事付6200円(ダレモ)
早割もクーポンもさほど安くなってないので、バリューチケットがお得
信越自然郷スーパーバリューチケットでお得になるスキー場
正規料金で見ればお得に見えますが、クーポンでかなり安くなるスキー場もあるので、早割やクーポンを利用した方が安いスキー場が多いです。その中でもお得になるのは
・ロッテアライ 800円お得
・斑尾高原
・野沢温泉 公式HPクーポンより100円お得
・志賀高原
・赤倉温泉、赤倉観光 両方のスキー場を滑る場合のみお得
この6か所のみです。どれも早割が出ていなかったり、お得なクーポンの出ていないスキー場です。この6か所に行く場合はバリューチケットを利用した方がお得になります。
また、このチケットは38スキー場どこでも使えるので、行くスキー場が決まっていなかったり、行く日の雪の状態でスキー場を決めるといった場合にはいいかもしれません。